「サクラマス」
山形県の海や川に広く生息するサクラマス。平成4年3月に山形県のシンボルの魚に制定されています。特に庄内地域では昔からよく食べられており、春のお祭りごとには欠かせない食材となっています。
2022年3月25日掲載
山形県の海や川に広く生息するサクラマス。平成4年3月に山形県のシンボルの魚に制定されています。特に庄内地域では昔からよく食べられており、春のお祭りごとには欠かせない食材となっています。
サクラマスはサケ科の魚で、名前の由来は「桜の咲く頃に生まれた川へ戻るから」「成熟し産卵期が近づくと体の色が桜色になるから」などといわれています。早春に川を目指して集まり、最上川や赤川などの川で捕れるサクラマスは、特に「川マス」と呼ばれ、脂ののったおいしさは、まさに別格。地元でとても人気の高い高級魚です。
サクラマスのおいしさを堪能できるのは、なんといっても素焼き。酒田では素焼きのサクラマスにゆでたニラを添える「ニラマス」、鶴岡では大根おろしを添える「染めおろし」が定番となっています。サクラマスに麺(うどん、そうめん)を添えて甘い餡をかけた「サクラマスのあんかけ」は、餡が素材の味を引き立てる逸品です。
▼山形庄内浜の魚については、こちらもご覧ください。
・山形のうまいもの(水産物)
https://www.yamagata.nmai.org/crops/umaimono/marine/index.html
・山形庄内浜の魚応援店
https://www.yamagata.nmai.org/eat/shonaihama/