「芋煮」
山形の秋の風物詩といえば「芋煮」。里芋、牛肉、ネギ、こんにゃくなどを煮た鍋料理で、山形県の郷土料理です。9月から10月頃にかけて、県内各地の河川敷は、大きな鍋に煮た芋煮をみんなで囲み味わう「芋煮会」で大賑わいとなります。
2024年9月25日掲載
山形の秋の風物詩といえば「芋煮」。里芋、牛肉、ネギ、こんにゃくなどを煮た鍋料理で、山形県の郷土料理です。9月から10月頃にかけて、県内各地の河川敷は、大きな鍋に煮た芋煮をみんなで囲み味わう「芋煮会」で大賑わいとなります。
江戸時代、山形県は最上川を使った舟運が盛んでした。舟運の終点だった中山町付近で、船頭たちが着いた荷物を引き取りに来る人を待つ間、近くの地元で名産の里芋と積み荷の棒ダラを鍋で煮て食べたことがはじまりと伝えられています。
里芋とこんにゃく、ねぎを入れるのは共通ですが、具材と味付けは県内でも各地域で異なります。
村山地域では、牛肉を入れしょう油で味付けします。庄内地域では、豚肉を入れ味噌で味付けします。地域によっては、にんじんやだいこん、きのこを入れることもあります。
▼芋煮のレシピについては、こちらもご覧ください。
・ペロリンの山形旬情報《さといも》|おいしい山形ホームページ
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