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ペロリンの山形旬情報

原木なめこ

2021年8月26日掲載

今日の旬な農産物

「原木なめこ」


原木なめこ生産量全国1位

原木なめこ

県土の7割が森林の山形県は、山菜・きのこの宝庫。自然の原木を使って森の中で栽培する「原木なめこ」は、全国一の生産量(令和元年産16.8トン)となっています。

原木なめこは天然に近い手法で栽培されるため、環境に敏感な菌は土地柄が変わるとなかなかうまく育ちません。そのため、山形県北部に位置する最上地方の産地では、鳥海山系から天然のなめこ菌を採種・培養したものを育てています。


天然の森の中で成長

原木なめこ

原木なめこの栽培は、春、山から切り出したブナやトチ、サクラなどに菌を植えつけ、森の中に伏せこむことから始まります。菌がまわりやすいよう、ほだ木の天地替えを行い、状況に応じて霜よけ・雪よけのカバーをかけるなど人の手をかけながら、あとは自然に任せます。

翌年の秋、気温が20度前後になると、ほだ木からなめこが発生します。収穫時期を迎えた原木なめこは、色が濃く、ぬめりに透明感があり、宝石のように輝いています。


動画でわかる!おいしく食べるコツ

山形の原木なめこの出荷時期は9〜12月頃です。山の滋味溢れる原木なめこは、どこか懐かしく、ほっとする味わい。秋を感じさせるおいしいきのこ料理を、ご家庭の食卓に一品加えてみませんか?山形県産原木なめこの魅力と、おいしく食べるコツを動画でご紹介します。

生産者・三宅清一さんからは、原木なめこの栽培の様子や、なめこの洗い方、保存方法などをお伺いしています。

おいしく食べるコツ

料理家の菅野由子先生からは、原木なめこを使った料理二品(「原木なめこのおろしあえ」と「原木なめこのパスタ」)を教えていただきます。
・料理のレシピはこちら

原木なめこ料理

▼動画の視聴はこちらから。ぜひご覧ください。

山形の豊かな自然が育む「原木なめこ」【メッセージ+料理ダイジェスト編】

おいしい山形ホームページ「映像で知る山形の農林水産物」では、ラ・フランスなど、さまざまな農産物のおいしさを映像でご紹介しています。こちらもご覧ください。
・映像で知る山形の農林水産物


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