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ペロリンの山形旬情報

食用ぎく

2022年9月26日掲載

今日の旬な農林水産物

「食用ぎく」

山形県は、食用ぎくの収穫量が全国2位(平成30年度)です。

おひたしや酢の物で、食卓を鮮やかに賑やかします。


食の至宝雪国やまがた伝統野菜「もってのほか」

淡い紫色「もってのほか」

山形県には、地域で引き継がれてきた在来作物が約160種類あります。このうち、ある特定の地域で種を取りながら戦前から栽培、利用され続けている野菜で、その土地に根付いた特性を持つ野菜82品を伝統野菜と定義しております。

淡い紫色をした食用ぎく「もってのほか」は、村山地域で生産されるやまがた伝統野菜です。その名は、「天皇家の御紋を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかおいしい」といったことからつけられてと言われています。

花びらが筒状のためシャキシャキした歯ごたえがあり、ほのかな香りや甘み、ほろ苦さが特長です。

出荷時期は10月中旬から11月中旬。10月上旬から収穫できる「早生もって」もあります。


黄色系品種「寿」、「岩風」、「菊名月」

黄色系「もってのほか」

淡い紫色の「もってのほか」とともに黄色系の「寿」、「岩風」また、「寿」の早生品種に加え、「超天楽」も山形オリジナルとして開発しました。さらには、2017年デビューした「菊名月」も多収性で味がよいです。

山形県産食用ぎくは、いくつもの品種と加温による促成栽培や季咲き栽培、電照での抑制栽培などの栽培方法を組み合わせて、周年出荷されています。




おひたしでいただく

花びらをはずし、茹でる時は酢を適量入れます。これは、発色をよくするためです。30秒ほど茹でて水にさらします。

お好みで醤油などの調味料をかけて、お召し上がりください。 また、茹でた後に冷凍保存も可能です。


▼こちらのページもご覧ください。
・食の至宝雪国やまがた伝統野菜「もってのほか」
https://www.yamagata.nmai.org/traditional_vegetables/y01_mottenohoka.html

・山形のうまいもの「食用ぎく」
https://www.yamagata.nmai.org/crops/umaimono/vegetables/kiku.html


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