「アルストロメリア」
1本から何輪も花をつけるアルストロメリア。ユリに似た形で、黄、白、赤、ピンク、紫など色のバリエーションが豊富で、花束やフラワーアレンジメントに重宝されています。山形県の出荷量は全国3位です。(令和5年)
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2025年2月25日掲載
1本から何輪も花をつけるアルストロメリア。ユリに似た形で、黄、白、赤、ピンク、紫など色のバリエーションが豊富で、花束やフラワーアレンジメントに重宝されています。山形県の出荷量は全国3位です。(令和5年)
アルストロメリアの原産地は南米。山形県では昭和50年代末に導入され、試作や栽培技術の検討・確立などを進め、産地化を図りました。
全般に日照を好みながらも高温を嫌う性質があり、水を好みますが排水の良さも必要です。近年は、地中冷却栽培などの環境制御技術を取り入れ、周年出荷されています。ピークとなる4〜5月は寒暖の差によるよるはなの色づきの良さと、日持ちもよく出来上がります。
一つ一つの花は大きくないがその形が豪華で、多彩な色があるアルストロメリア。地中に広がった球根から茎が出て花をつけます。葉は、180度ねじれて裏側が上を向く特長があります。
山形県内の主な産地は、県北の庄内地域や県南の置賜地域です。