「さくらんぼ」

山形の農産物を代表する「さくらんぼ」。山形県はさくらんぼの収穫量が8,310tと全国の7割を占めます(令和7年産)。山形県のさくらんぼ栽培の歴史は、1875年に当時の山形県庁敷地内に苗木が植えられたのが始まりで、2025年には150周年の節目を迎えました。


2026年5月25日掲載

山形の農産物を代表する「さくらんぼ」。山形県はさくらんぼの収穫量が8,310tと全国の7割を占めます(令和7年産)。山形県のさくらんぼ栽培の歴史は、1875年に当時の山形県庁敷地内に苗木が植えられたのが始まりで、2025年には150周年の節目を迎えました。
さくらんぼは「果樹の宝石」と言われます。それは、見た目の美しさに加え、栽培にあたり気候条件が限られること、手間がかかることから一粒一粒が宝石のように貴重となるためです。
気候的には、4月〜5月上旬の遅霜(最低気温が0℃以下になること)が軽く、6月〜7月上旬が比較的湿度が低く、雨が少ないことが望ましいですが、ここ数年は、つぼみや花が咲くころに季節外れの雪や雹、遅霜があり、生産者はつぼみや花が凍らないように天気予報をこまめに確認し、対策を行います。
受粉は、ミツバチを放し飼いにする方法と人の手で毛バタキを使う方法などを組み合わせて行い、確実に受粉させます。そして、養分が集中して果実が大きく、甘くなるよう、余分な果実を間引く摘果作業を行います。実が熟す頃に雨にあたると実割れしてしまうので、雨除けハウスはかかせません。このビニールをかける作業が苦労すると農家さんは言います。
収穫は、一粒一粒軸ごと優しく手でもぎ取ります。贈答用のさくらんぼは、粒をそろえ、向きをそろえながら美しく隙間なく詰める手詰めが人気です。
山形県内の栽培面積約7割を占める「佐藤錦」を始め、たくさんの品種が栽培され、収穫期や特徴の違いがあります。山形県内で栽培している主な品種5種をご紹介します。

収穫期:5月下旬〜6月上旬
特 徴:外観は濃い赤い色で、熟度が進むと紫黒色になる。酸味はやや強いが果肉が赤く加工にも向く。

収穫期:6月中旬〜下旬
特 徴:山形県の栽培面積約7割を占める。
外観はきれいな鮮紅色で光沢があり、甘みが多く酸味とのバランスが絶妙。

収穫期:6月下旬
特 徴:大玉で3L(500円玉以上)中心となる品種。
着色良好で外観が優れ、果肉が硬めで日持ちがよい。糖度は20度以上で酸味が少なく果汁も多いため、甘みを感じやすく食味がとてもよい。

収穫期:6月下旬〜7月上旬
特 徴:1粒10gと大玉で実がしまっている。
色は佐藤錦より濃い鮮紅色で酸味が少なく糖度が高いため特に甘みが濃厚な品種。

収穫期:6月下旬〜7月上旬
特 徴:果皮は厚く肉質も硬い。多汁でやや酸味が強いが、完熟したナポレオンが好きという根強い人気がある。

・つやがあり、色が均一で濃い赤い色である。
・軸が太く、鮮やかな緑色をしている。
・軸の付け根のくぼみが深く、軸が抜けていない。
さくらんぼの収穫まで動画をYouTube「おいしい山形Channel」で紹介しています。 農家さんのさくらんぼ作りをぜひ動画でご覧ださい。
・さくらんぼ -Fruit of Yamagata- YouTube
▼「さくらんぼ」についてはこちらもご覧ください。
・やまがた紅王ポータルサイト
・やまがたフルーツポータルサイト
・山形の今!さくらんぼ情報