「えだまめ」
山形は全国でも有名ブランドになった「だだちゃ豆」や「秘伝」など食味評価の高いえだまめの産地で、出荷量は全国5位です。(令和5年産)
2025年7月25日掲載
山形は全国でも有名ブランドになった「だだちゃ豆」や「秘伝」など食味評価の高いえだまめの産地で、出荷量は全国5位です。(令和5年産)
「だだちゃ豆」は鶴岡市鶴岡地域で栽培されており、豆は2粒が主流で、うぶ毛と薄皮が茶色いえだまめです。茹であがるころから甘い香りが漂い、食べれば栗のようにほくほくし、口の中にうまみが広がります。うまみ成分であるショ糖やアミノ酸が多く含まれていて、噛むほどに味わいが増します。
「だだちゃ」とは、主な産地の庄内地域の方言で、「お父さん」という意味です。その昔、地元荘内藩の殿様がとてもえだまめ好きで、城下から毎日持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃのえだまめか?」と尋ねたことからこの名がついたと言われています。
「秘伝」は主に、西村山地域、置賜地域で栽培されている品種で、うぶ毛が白く、粒が大きく、食べ応えがあって味が濃いのが特長です。一般的なえだまめと比べて収穫時期が遅く、9月下旬から10月上旬に収穫します。「秘伝」は、成熟した大豆としても人気があり、ひたし豆にしたり、手作り味噌の原料として使われています。
JA庄内たがわから令和5年にデビューした茶豆の「出羽美人」。光センサー(近赤外線分光分析装置)を使って旨み成分と甘み成分を数値化し、管理に取り組んでいます。おいしい風味とふくよかな甘みのあるえだまめです。
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