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山形のうまいもの

平田赤ねぎ|酒田市平田地区

鮮やかで美しい赤紫色が目を引く
地域ブランド登録を励みに

平田赤ねぎ

 最上川舟運が盛んだった江戸時代。船着場で渇水のため足止めされていた上方商人を湧き水でもてなした地元の人々。その御礼にと、商人から「赤ねぎ」の種をもらったのが栽培の始まりとされ、それを地元の人々が大切に守り育ててきた。
 耐寒性があり、何より茎の鮮やかな赤さが独特で、枝分かれしない真っ直ぐ一本で伸びる赤ねぎは全国でも珍しい。収穫は10月から12月頃までで、生で食べると辛みがあるが、熱を通すと一転してトロリと甘い口当たりとなり、調理法も様々。
 収穫までに一年以上かかること、病気に弱いことなどから生産量は伸びなかったが、2003年に産地化への取組みが開始。ここから、生産者の努力により栽培技術が改良され、生産量も増加。2007年1月には特許庁の地域団体商標に、本県第一号として登録された。

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