南陽市の沖田与太郎氏が昭和20年代に新潟からの行商人を通じ種子を入手・選抜したのがきっかけ。地域に出回った当初は「沖田なす」と呼ばれた。その後、「薄皮なす」、「薄皮丸なす」と表現が変化していった。小なすとして収穫され、皮が薄く、柔らかいため、一夜漬けに向く。自家用野菜として古くから山形県置賜(おきたま)地域全体で生産されてきました。果実は丸く、一口大の大きさで収穫されます。各家庭でお茶請けとして振る舞われる「一夜漬け」は皮がパリッと歯ざわりが良い食味絶品のなすです。
薄皮のパリッ!という食感!浅漬けは絶品。
置賜一円 | |
6月下旬〜9月下旬 | |
一夜漬け |
やまがた伝統野菜「薄皮丸なす」を使ったレシピ
【材料(2人分)】
・450ccの広口ビン | 1個 |
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・薄皮丸なす | 300g |
・漬け液 | 200cc程度 |
(水450cc、塩50g、砂糖75g、みょうばん大さじ1/2:左記でビン2個分の漬け液) |
【作り方】
- (1)(漬け液)漬け液の材料を全部合せ、火にかけ煮た立ったら火を止め冷ます。なお、塩、砂糖を減らしたい方は10%〜15%位減らす。
- (2)ビンにへたをとった薄皮丸なすをびっしり詰め、冷ました漬け液を口元まで注ぐ。ふたを閉めて常温に置く。
- (3)漬け上がりは7〜8時間後なので、色がついたら冷蔵庫で保管する。
※開封の時、液がこぼれることがあるので注意する。