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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.58:つや姫リオレ

つや姫リオレ

山形はすっかり雪景色になって寒さも本番だけど、僕のココロは熱〜いペロよ。その理由は、山形県産のん〜まい#_林水産物を使った「山形ならでは」のこだわりの加工食品が大集合した『山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」』ペロね。

コンテストには78点の食品が出品されて、その中から「たかはたファーム」の「つや姫リオレ」が最高賞の「山形のうまいもの食品大賞〈山形県知事賞〉」に輝いたペロ〜。

僕の大好きな山形のお米「つや姫」を使ったお菓子って、どんな味? 「リオレ」って何? 僕はもう興味津々! さっそく高畠町にある「たかはたファーム」に食べに、じゃなくてお祝いに駆けつけたペロ〜ン♪

2021.12.14取材 取材地:高畠町

「山形ならでは」の加工食品を顕彰する
『山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」』

このコンテストは、「やまがた食産業クラスター協議会」の主催で令和2年から開催。ブランド力のある山形県産農林水産物を原料としてつくられた「山形ならでは」の加工食品の優良事例を顕彰するコンテストペロね。

今年は、主食や菓子など全8部門に54社から計78食品が出品されて、その中から29食品が入賞。どれもこだわりの加工食品≠ホかりペロ。

「つや姫リオレ」が最高賞「山形のうまいもの食品大賞」を受賞

この日、僕がやって来たのは「まほろばの里」と呼ばれる高畠町。今年の山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」で最高賞を受賞した「つや姫リオレ」のことが知りたくて、「たかはたファーム」を訪ねたペロよ。

山形の果物や野菜を使った農産加工食品を製造・販売している地元の食品メーカーで、「ようこそ!ペロリン」と取締役営業企画部長の福島真吾さんと開発・品質管理室課長の揚妻信子さんが迎えてくれたペロ。

「たかはたファーム」の商品は、ジャムやデザートからドレッシングまでバラエティ豊かで、全国的に知られる人気ブランド。 福島部長が「地元の素材を生かした特産品の開発にも力を入れているんですよ」と話すように、昨年も『山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」』に出品したんだって。

第1回の昨年は、果実加工品部門にスプレッド「ラ・フランス&バター」を出品し、最優秀賞(山形県知事賞)を受賞。そして、第2回の今年は菓子部門にデザートの「つや姫リオレ」を出品して最高賞の「山形のうまいもの食品大賞〈山形県知事賞〉」に輝き、2年続けて高い評価を得たペロ〜♪

フランスの伝統的な家庭料理「リオレ」をイメージして試行錯誤

かわいいカップに入った「つや姫リオレ」。ムースのように見えるけど、一体「リオレ」って何だろうと思っていたら、福島部長が「お米をミルクで炊いて甘くした、フランスの伝統的な家庭料理」と教えてくれたペロ。

その「リオレ」をイメージして、山形のブランド米「つや姫」を使い、香り高く仕上げたおしゃれなデザートが「つや姫リオレ」というわけ。どんな味がするのか、ますますワクワクしてきたペロね。

山形のブランド米「つや姫」を使った、おしゃれなデザート

「つや姫リオレ」の商品開発にあたった揚妻課長によると、試行錯誤を重ね、半年以上の時間をかけて商品化に成功したそう。

工程はすべて手作業で、炊き上げた「つや姫」に県産ミルクとバター、バニラビーンズ、砂糖を加えて煮込み、それを更にゲル化剤を溶かしたミルクに混ぜて、仕上げにコアントローで風味づけして香り高いデザートに。ご飯を炊くときの水加減や材料それぞれの分量、煮込む時間など、何度も調整しながら試作して、ようやく納得のいく新商品ができたペロン。

「コンテストでは、本来主食であるお米をムースでカップデザートにした独自の発想と、味の想像がつきにくいが、食べるとこれまでにないおいしさがあるという意外性が評価されたようです」と福島部長。

それでは僕も一口ペロリ。ん〜、ほんのり上品な優しい甘さ、舌ざわりはなめらかで、ほどよくお米の粒も残っていて、ん〜まい! 新しい味のお米のデザート「つや姫リオレ」、もう何個でも食べられそうペロ〜ン♪

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