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山形のうまいもの

イワナ|サケ科|旬:3月〜9月

深山幽谷に棲む魚
繊細な味わいは清流を彷彿

イワナ

 人里離れた山の奥深い源流域に生息し、マス類の中でも特に冷たくきれいな水を好み、自然の豊かさを象徴する魚の一つとも言える。また、白や黄赤色の斑点を持つのが特徴で、生息域が異なると、その姿に微妙な違いが出てくる。
 山形県には八久和川、見附川、金目川など大物釣りが期待できる川があり、大物を求めて県内外から源流釣師たちが集まることでも有名。
 イワナは、とてもデリケートな魚で、水温が高くなったり、水が濁ったりすると衰弱してしまう。夏でも最高水温が18度以下でなければ生息は困難であり、このため、養殖の場合も冷たい水が豊富な山間部に限られる。養殖にはこまめな管理が必要とされるが、一方で、きれいな冷水で育つため、くさみがなく、料理の素材として使いやすい。
 旬は脂がのって美味しい初夏。きめ細かで繊細な身は塩焼き、天ぷら、刺身に適し、また、炙ったイワナに熱燗を注いだ骨酒も美味である。これらの料理は、県内各地の旅館などで味わうことができる。

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