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山形のうまいもの

ストック|収穫時期:10月〜1月

晩秋〜年末の出荷は日本一
山形県産の「ストック」

ストック

昭和の「庄内ピンク」で
確固たる地位を確立

 淡い色合いの花をつけるストックは、いかにも早春のイメージだ。庄内地域では、昭和40年代末からストック栽培を開始。1978年には、新品種「初桜」をいち早く取り入れ、「庄内ピンク」という愛称で売り込んだ。すると仙台、東京、札幌の各市場で相次いで反響を呼び、増産に次ぐ増産となった。これが山形のストックの始まりだ。
 山形県は、秋の冷え込みが早く、9月〜10月の稲刈りシーズンは比較的乾燥しやすい土地柄という栽培条件を生かし、10月からの秋冬出し生産が県内各地で盛んに行われている。茎や葉が固く締まった日持ちの良い県産ストックは、東京大田市場を始め多くの市場で一番セリで売られている。

さわやかな香りは
アロマテラピー効果も

 普通、ストックといえば、一本の花茎に八重咲き(もしくは一重咲き)の花が花穂状につき、花の色も白・ピンク・淡青色・黄・紅と様々。
 どちらかというと、仏花のイメージが強いストックだが、近年は、4〜6本に枝分かれするスプレイタイプのストックの人気が高い。スプレイタイプは花色が豊富で、ブライダル・セレモニーのアレンジや花束など、多方面での利用が可能なため、生産量は増加傾向にある。
 ストックには、さわやかで比較的強い香りがあり、アロマテラピーとしての鎮静効果にも期待したい。

DATA

主な産地

庄内町・酒田市・鶴岡市・河北町・山形市・ほか

収穫時期

10月〜1月

花言葉

ピンク…ふくよかな愛情
白…愛の結晶

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