「やまがた紅王」の出荷規格は、実の大きさが2L(直径25ミリ)以上で、着色割合は50%以上ペロ。でも、大玉コンテストの出品規格はそれよりワンランク厳しく、大きさは3L(直径28ミリ)以上、着色割合は65%の「秀」以上。最高レベルの大きさと品質を競うペロね。




いよいよ審査が始まって、僕もドキドキ。予備審査では、一つの果実が全体的に紅くなっているか着色割合などを厳しく検査。出品規格に合わない実があると、ここで除かれるペロ。本審査では1パックずつ丁寧に計量して、そこからフードパックの重さ10.6グラムを引いた総重量で順位を決めるペロ。

どうして出品規格が12粒なのか、みんな知ってる? 「やまがた紅王」の品種名が「山形C12号」。それで「12」にこだわって、出品する果実が1点につき12粒、優勝賞金を12万円としたんだって。「やまがた紅王」は期待の新品種とあって、コンテストの当日は新聞社やテレビ局の人がいっぱい来ていたペロ。

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